和尚のひとりごと№1690「六時礼讃 中夜礼讃11」
和尚のひとりごと№1690「六時礼讃 中夜礼讃11」
【原文】
南無至心帰命礼西方阿弥陀仏
無比無垢広清浄
【読み下し】
南無し心を至し帰命して、西方阿弥陀仏を礼したてまつる。
無比・無垢にして広くして清浄なり。
【意味】
心より西方阿弥陀仏に帰依いたします。
比類なく、汚れなきことこの上なく、広大で清浄で
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。